クレメンツ・オープニングの概要|メリット・デメリット・バリエーション
クレメンツ・オープニングは、h3から始まるチェスのオープニングです。
チェスのオープニングは、盤上の中央であるセンターを支配することが定石です。
しかし、このオープニングは、センターを支配する意識が全くありません。
あまりにも定石から外れた1手なので、一部の達人を除いて好まれないオープニングです。
カフネクレメンツ・オープニングは、非常に珍しいオープニングです。
「チェスの定石に飽きた」という人は挑戦してみてもいいかもしれません。
- オープニングの定石から外れて自由な手筋で指せる。
- 奇抜な1手によって相手の思考を混乱させる。
- センターの支配を放棄した1手。
- センターを支配されて試合が進むと辛い展開になる。
クレメンツ・オープニングが使用された試合
クレメンツ・オープニングが使用された試合を見ていきましょう。
これは、chess.comが主催するスピードチェスの大会で行われた試合です。
持ち時間の少ない試合では、クレメンツ・オープニングなどの定石から外れたオープニングは結構使用されます。
定石から外れたオープニングを指されたとき、どんな手を指すべきか悩む人は多いですからね。
白番のナカムラ・ヒカルは、gポーンとhポーンを突いていくことで、黒キングの守りを崩壊させることに成功しています。
最終的には、キングとビショップのフォーク(2つの駒を同時攻撃)によって圧倒的有利になった白番が勝利します。
クレメンツ・オープニングのバリエーション
クレメンツ・オープニングのバリエーションをご紹介します。
グローバル オープニング
まず、白がクレメンツ・オープニングをしてきたら、黒がe5と指す展開が多いです。
その後、a3と指すのがグローバル オープニングです。
「センターの支配?キングの安全を確保?そんな定石クソくらえ!」といったオープニングといえますね笑。
このオープニングが使用された試合
この試合は非常に面白く、白番はルークを将棋の飛車にように扱い、「中飛車」のような戦い方をしています。
面白い戦い方なのですが、オープニング・ミドルゲームは白番が劣勢ですね。
ただ、最終的には、相手のミスを逃さずにプレイした白番が勝利しています。
クレメンツ・オープニング(Clemenz Opening)のECOコードは「A00」です。







コメント