アレヒン・ディフェンスの概要|メリット・デメリット・バリエーション
アレヒン・ディフェンスは、ポーンe4に対してナイトf6と指すチェスのオープニングです。
1921年に世界チャンピオンのアレクサンダー アレヒンによって、初めてトップレベルの試合で使用されたオープニングです。
カフネアレヒン・ディフェンスは、トリッキーなオープニングです。
- トリッキーなオープニングで相手に対策されていない可能性が高い。
- 相手に読まれにくい展開を作ることができる。
- 白が中央の支配で優勢になる。
- 黒はナイトを数回動かすことになる。
- 研究不足だと後手後手になる。
アレヒン・ディフェンスが使用された試合
アレヒン・ディフェンスが使用された試合を見ていきましょう。
この試合は、歴代最強の女性プレイヤー「ポルガール」(白)と、ブラジルの有力プレイヤー「ミロス」(黒)による対戦です。



この試合は、アレヒン・ディフェンスか~。あんまり強い印象が無いんだよな。



トリッキーなオープニングだからね。でも、アレヒン・ディフェンスは、チェスのトッププレイヤーが重要な試合で使用することさえあるオープニングだよ。ちゃんと研究したり、対策を練ったりすれば全然使えるオープニングなんだ。



そうだったんだ…。この試合の序盤はどっちが優勢にみえる?



まず、序盤は白が駒の展開で優勢に見えるね。ただ、白のキングがキャスリングしていないから安全面が少し気になる程度。一方で、黒は駒の展開は悪くないけど、少し縮こまった形だね。でも、キャスリングしているから、キングは比較的に安全なポジションだ。



ふむふむ。中盤戦はどうだろう?



中盤戦は、白が駒の展開を活かしきれていないように感じるね。また、黒は白のキングが危険なポジションにいることを見て、積極的に攻撃を仕掛けている印象だよ。中盤戦は黒が優勢だね。



終盤戦は黒が大きく優勢にみえるね!



そうだね!終盤戦は、マイナーピースの数を見てもシンプルに黒が優勢だ。最終的には、駒得している黒がきちんと勝ち切っているね。
アレヒン・ディフェンスのバリエーション
アレヒン・ディフェンスのバリエーションをいくつかご紹介します。
アレヒン・ディフェンス:モダンバリエーション
まず、アヒレン・ディフェンスの有名な変化として、モダンバリエーションが挙げられます。
白は2手目でe5と指して、f6のナイトに攻撃を仕掛けています。
ナイトはd5に逃げますが、白はその間にd4と指して中央にポーンを並べていきます。
それに対して、黒はd6と指して、遅れて中央にポーンを指し始めます。
そして、4手目に白がNf3と指すと「モダンバリエーション」です。
この後、黒はf8のビショップをフィアンケットなどで展開することが多いです。
このオープニングが使用された試合
アレヒン・ディフェンス:エクスチェンジ バリエーション
モダンバリエーションよりは見ない変化ですが、エクスチェンジ バリエーションもそれなりに人気のある変化です。
この変化では、白番がとにかく黒のナイトをポーンで追いかけます。
2手目にe5と指してf6のナイトを攻撃し、4手目にc4と指してd5のナイトを攻撃します。
駒をどんどんと展開でき、白は中央の支配を強めることができます。
また、e5のポーンはいずれ守れなくなる駒なので、5手目に「exd6」としてポーン交換します。
この後、黒番はeポーンでポーンを取り返すか、cポーンでポーンを取り返すかを選択することになります。
このオープニングが使用された試合
アレヒン・ディフェンス(Alekhine Defense)のECOコードは「B02-B05」です。







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